うつ病　セカンドオピニオン

セカンドオピニオンは患者さんが病院や医師、治療の選択を決定するための大切な権利です。

良い治療を受けたい。

別の治療法を知りたい。

自分の治療法がベストなのか知りたい。

主治医を変えたい。

さまざまな思いからセカンドオピニオンの選択をすることでしょう。

しかしながらセカンドオピニオンの仕組みを正しく理解しないまま病院の受診をする方が非常に多くなっています。

セカンドオピニオンはただ別の医師に話を聞きに行くだけでは本来の効果を得られることはできません。

セカンドオピニオンの目的に沿った事前の準備、ポイントを押さえた的確な質問内容、疾患の正しい知識と理解などは大切です。

またセカンドオピニオン受診中の医師からの説明を正しく理解するための理解力と医師への対応力やコミュニケーション力が必要になってきます。

さらにセカンドオピニオン後に発生した疑問や内容を解決する為の修正力が大切になってくるのです。

セカンドオピニオン受診はセカンドオピニオン料金を請求されます。

これは受診する医療機関によって料金の差がありますが、けして安価な料金ではありません。

安易にセカンドオピニオンを受診した結果、払った対価に見合う効果が得られなかった患者さんが多くいることも事実なのです。

決して安くないセカンドオピニオン料金に見合ったセカンドオピニオンの効果を最大限得る為には患者さん自身が治療の選択、決定を納得してできる。プロセスがとても重要となってくるのです。

しかしながら患者さん個人で最大限納得できるセカンドオピニオンの効果を得ることは、簡単なようで実はとてもハードルが高いのです。

ではどうすれば良いのでしょう。